一般記事

新所長 成果を出すには健康第一で

2021.5.25 県土マネジメント部

 限られた人員・期間と時間内で成果をあげるには人材が大切。職員には「心身ともに健康であることが第一で、各自の健康管理が重要」と訴えた。仕事はもちろん、プライベートにおいてもなにをするにも『体が資本』だ。
 道路事業では一般国道169号高取バイパスが事業終盤を迎えている。「今年度は橋梁下部工事を発注します」とし、一般県道結崎田原本線は大和平野中央プロジェクトの基盤整備であり、「用地の確保を進め、取得済の箇所で工事を実施する」としている。
 一般県道三輪山線は、桜井市と県が連携協定を締結してまちづくりを推進している。「令和2年度からJR踏切から東側の道路改良工事と無電柱化の工事に着手」し、芦原トンネルは老朽化対策として「メンテナンス補修を実施しています」。
 管理する河川は曽我川・大和川・飛鳥川など、低い土地を流れる河川が多く、今年は例年になく早い梅雨入りとなった。「覚悟している」と頼もしい。
 五條土木事務所時代に大塔町宇井の地すべり対策を経験。「危険性があり、近畿地方整備局と協力して通行止めを行い監視し、復旧までを担当しました。関係部署の協力が不可欠です。災害時・緊急時の対応にある程度のノウハウができた」と振り返る。大阪府へ出向し交通道路室に配属。「異なる組織で仕事をできたのはよい経験になりました」と話す。
 成果や結果を出すため『継続は力なり』が大切。「段取り八分、仕事二分の心づもりで事前の準備や工夫をしていく」。昭和42年8月23日奈良市生まれの53歳。実家で母堂と奥様、社会人の長女、大学生の次男と暮らす。社会人となった長男は京都で仕事。趣味は体を動かすことで、週末に自宅近くをランニング、ハーフマラソンの大会に参加している。
 【略歴】平成2年広島大学工学部第Ⅳ類卒業、建設会社勤務を経て7年県庁へ入庁し奈良土木事務所、10年都市計画課街路係、15年五條土木事務所工務第三課、18年技術管理課、20年大阪府出向、22年企画管理室企画係長、24年地域デザイン推進課課長補佐、27年企画管理室室長補佐、29年郡山土木事務所計画調整課課長、31年河川課主幹、3年4月現職。

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