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第2四半期に発注へ 生駒警察署移転新築造成等 建築設計はあい設計で 工事費約15億円を予定

2021.6.26 県警察本部

 奈良県警察本部は、移転新築を計画している「生駒警察署」について造成工事を第2四半期に入札する見通し。造成等設計は天理技研が担当。建築基本・実施設計はあい設計で進めている。
 県警察本部は、生駒警察署新庁舎整備事業造成等工事を第2四半期に一般競争入札を適用して発注する―と令和3年度公共工事の発注見通し(5月分)で公表した。工事場所は生駒市壱分町。工事概要は建物の建設用地の造成等工事。工期約15ヵ月。3年度当初予算には事業費7億5572万1000円と債務負担行為1億2808万円を計上、老朽化に伴う移転建替整備の推進。建築設計、造成設計・工事等を行うことにしている。
昭和46年建築で老朽化し、狭隘化している「生駒警察署」を移転新築する。職員数は建築時の3倍に増加したうえ、来庁者のための必要な駐車場が確保できていない。都市計画法上の用途地域では建築制限があり、現在地での建替増築はできない―と判断したもの。警察署の移転新築は平成26年の奈良警察署以来。2年度には生駒警察署新庁舎整備事業で、老朽化に伴う移転建替整備の推進として建築設計・造成設計と文化財発掘調査を行った。
 建設予定地は生駒市壱分町1110―1他。国道168号壱分バイパス沿い、オークワ生駒菜畑店の南隣。近鉄生駒線一分駅から北へ徒歩10分の立地。敷地面積約7300平方㍍。第一種住居地域で建ぺい率60%・容積率200%。
 計画建物は警察庁舎RC造延べ面積約3300平方㍍、車庫S造延べ面積約500平方㍍、署長公舎W造延べ面積約100平方㍍。工期として約18ヵ月、工事費総額約15億円を予定している。
生駒警察署新庁舎整備事業造成等設計委託第1号は天理技研に委託。業務内容は敷地造成設計業務1式、重力式擁壁設計業務1式、道路詳細設計(市道拡幅計画)業務1式、平面交差点詳細設計業務1式、貯留浸透施設詳細設計業務1式、里道水路付替詳細設計業務1式。昨年度に実施済。
生駒警察署新庁舎新築工事基本・実施設計委託第31―13―設号はあい設計に委託。業務内容は生駒警察署新庁舎新築工事(警察庁舎RC造延べ面積約3300平方㍍、車庫S造延べ面積約500平方㍍、署長公舎W造延べ面積約100平方㍍)に係る基本・実施設計。委託期間7月30日。

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