一般記事

国営飛鳥歴史公園 平城宮跡バリアフリー強化設計 日本工営に業務委託 利用者のモビリティ向上へ

2022.5.24 近畿地方整備局

 近畿地方整備局国営飛鳥歴史公園事務所は、簡易公募型プロポーザル「平城宮跡歴史公園諸施設のバリアフリー強化とりまとめ設計業務」について、日本工営大阪支店(大阪市北区西天満)と3577万2000円込(予定価格と同額)で契約を締結して業務を委託した。
 業務は、平城宮跡歴史公園における公園施設についてバリアフリーの調査・点検を行い、今後の公園事業の展開に合わせて改修や新たな整備を行うために課題整理と強化方針をとりまとめて設計を行うもの。また、園内の多様な利用者に対するモビリティの向上と安全・安心の推進に向けて園内諸施設に係る機能強化の整備計画提案と設計を行う。
 業務場所は奈良市二条大路南3丁目5―1(平城分室管内)。主な業務内容は①計画・準備②現地踏査③バリアフリー調査・点検による現状把握④結果の分析・評価⑤公園施設の機能強化・整備計画提案⑥施設設計⑦報告書作成⑧公開用成果品の作成⑨打合せ協議。委託期間12月28日。
 技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に32者から入札説明書等のダウンロードがなされ、5者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその5者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、日本工営の提案が他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。

会員登録
一覧に戻る