一般記事

御所市 歴史的建築物活用に関する連携協定「GOSE SENTOU HOTELプロジェクト」

2022.8.26 その他御所市

10月下旬グランドオープン目指す
古民家を活用したまちづくり

 御所市は、南都銀行とNOTE奈良(奈良市、大久保泰佑社長)らと締結した「御所市における歴史的建築物活用に関する連携協定」に基づき事業を展開しているが、このほど古民家を活用し、『泊・食・湯』の機能を分散させたまちづくりの取り組み「GOSE SENTOU HOTELプロジェクト」が、10月下旬のグランドオープンを目指し進んでいる。
 同プロジェクトは、御所まち所在の古民家銭湯「宝湯」を中心とした「泊・食・湯」分離の分散型まちづくり事業で、第1期として、御所まちにある4つの古民家を再生し、銭湯・ホテル・レストランを開発、江戸時代から変わらない寺内町と商家町を有する御所まちを、一体として捉え、宿泊施設、飲食施設、入浴施設を分散させ、「まちに泊まる」という形を具現化させるもの。
 現在、NOTE奈良が、地元企業の油長酒造(御所市、第13代山本長兵衛蔵主)、フェニックス(御所市、中野裕太社長)とともに立ち上げた「御所まちづくり」が中心となって進めており、プロジェクトの要となる銭湯施設「宝湯」は銭湯部分の改修をほぼ終了し、増築部の「フィンランド式サウナ」及びボイラー室の建設に取りかかっている。また、宿泊施設の「旧万年筆店」「旧自転車店」は、内装など仕上げの段階で、飲食施設となる「旧タバコ店」は設備の搬入も終わっている。工事の完成は9月末の予定で、銭湯施設の試運転などを経て、10月中旬の予約開始、下旬のグランドオープンを目指している。
 なお、「御所まちづくり」は、改修費用として使用するための資金を、クラウドファンディングサイト:READYFOR(レディーフォー)を通じて募集しており、9月26日午後11時終了、目標額200万円。8月26日現在、約140万円余り、目標額の70%を超える額が集まっている。https://readyfor.jp/projects/GOSESENTOHOTEL

会員登録
一覧に戻る