一般記事

奈良土木 「須川工区」道路改良工事

2022.6.2 県奈良土木事務所

米杉建設の施工
通学路の安全確保に期待

 奈良県奈良土木事務所は主要地方道奈良笠置線「須川工区」道路改良工事(補強土壁工事)を推進している。
 同工区は、幅員が狭隘で乗用車の対向が困難であり、車両の通行に支障をきたしている。
また、興東小学校への通学路に指定されているが、歩道がなく、歩行者の安全確保が不十分な状況だったため、整備が急がれている。
 事業延長1080㍍の内、令和3年10月15日、須川交差点からの457㍍が共用した。
現在、引き続き米杉建設の施工で、現道の1車線、道路幅員4.0㍍が、歩道を確保した2車線10.0㍍の拡幅整備を行っている。
 工事概要は、工事延長90㍍、補強土壁工250平方㍍、軽量盛土工630立方㍍。
 同事務所は引き続き「須川工区」の整備を進める方針で、今年度も完了する土工部に続き舗装などの発注を予定しており、早期の全線供用を目指している。
 同工区を整備することにより、狭隘区間を解消し、通行の安全確保と、交通の円滑化が期待されている。

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