一般記事

地区計画等を検討 元町・東松本・幸町を対象に パスコに業務を委託

2021.9.2 御所市

 御所市は、元町・東松本・幸町を対象に用途地域を変更し、地区計画及び高度地区の導入を令和4年度にかけて検討することにしており、業務を一般競争入札によりパスコに委託して進めている。
同市では、一般競争入札「都市計画変更等支援業務委託ま推委第3号」を開札、1905万円で落札したパスコ(島村秀樹代表取締役社長)奈良支店(奈良市大宮町5―2―11奈良大同生命ビル)に業務を委託した。業務は元町・東松本・幸町への地区計画及び高度地区の導入を検討するもの委託期間5年3月17日。業務内容は次の通り。
 【計画準備(令和3年度)】
業務の目的や内容等を踏まえ、各工程の検討、効率的な業務計画を立案する。
【資料収集整理(令和3年度)】
既往資料や各種関連計画の他に業務に資する資料を収集整理する。
【用途地域決定に関する補助業務(令和3年度・令和4年度)】
▽用途地域の検討=現況調査の結果と都市計画法と同法運用指針及び県「用途地域等決定の基本方針及び基準(案)」を踏まえ、国・県・御所市・その他関係機関との協議を経た内容について、対象区域の現状の把握及び課題の整理を行い、対象区域の将来像に合致し、自然豊かな周辺環境に調和した用途地域を検討する。また、都市計画決定後の区域情報は、備え付けの都市計画運用システムで活用することから、地理情報システムを使用しGISデータの作成を行う。
▽都市計画図書作成業務=用途地域変更素案(位置図、総括図、計画図、新旧対象図、変更地区箇所別調書、その他必要な資料)と用途地域変更原案(位置図、総括図、計画図、新旧対象図、変更地区箇所別調書、その他必要な資料)の都市計画図書を作成するとともに、各種協議等の発注者支援(補助)を行う。
【地区計画・高度地区等に関する補助業務(令和3年度・令和4年度)】
▽地区計画及び高度地区の検討=現況調査の結果と都市計画法と同法運用指針及び県「市街化区域の地区計画ガイドライン(案)」「高度地区運用ガイドライン(案)」を踏まえ、地域住民の意向や国・県・御所市・その他関係機関との協議を経た内容について、対象区域の現状の把握及び課題の整理を行い、対象区域の将来像を実現し、自然豊かな周辺環境に調和した地区計画及び高度地区の内容を検討する。
▽都市計画図書作成業務=地区計画素案(位置図、計画図、計画書〈地区計画の方針、地区整備計画を含む〉、
その他必要な資料)と高度地区素案(位置図、計画図、計画書、その他必要な資料)の都市計画図書を作成するとともに、各種協議等の発注者支援(補助)を行う。
【会議運営支援】
▽住民説明会(令和3年度・令和4年度)=用途地域・地区計画・高度地区に関する住民説明会に必要な資料の作成を行う。住民説明会は3地区において12回を予定。説明会に参加し議事録の作成を行う。
▽県協議支援(令和3年度・令和4年度)=必要な資料の作成を行う。県協議は3地区において6回を予定。県協議に参加し議事録の作成を行う。
▽都市計画審議会(令和4年度)=資料を作成し、審議会への参画・説明及び会議録の作成を行う。開催は1回を予定。
【パブリックコメント(令和4年度)】
都市計画変更の周知支援として市民に向けた市民説明を行うための資料作成をするとともに、パブリックコメントに関する資料作成及び意見のとりまとめを行う。

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