一般記事

事業推進室 12月中旬にパブコメ 平城宮跡南側地区「整備計画」

2022.11.11 県地域デザイン推進局

 奈良県県土マネジメント部地域デザイン推進局平城宮跡事業推進室は、「平城宮跡歴史公園平城宮跡南側地区整備計画」のパブリックコメントに係る手続きを12月中旬に実施する予定。担当は整備係(電話0742―27―8945)。
 令和2年度に策定された「平城宮跡歴史公園県営公園区域基本計画」に基づき公園全体の利用拠点となる「朱雀大路保全エリア」「多目的エリア」の整備に関する計画について「平城宮跡歴史公園平城宮跡南側地区整備計画」を策定するもの。
 平城宮跡歴史公園の拠点ゾーンは、『国営飛鳥・平城宮跡歴史公園平城宮跡区域基本計画(平成20年12月策定)』及び『平城宮跡歴史公園県営公園区域 基本計画(令和2年12月策定)』に基づき、平城宮跡の正面玄関及び奈良観光の玄関口として、公園全体の利用と管理・運営の拠点及び歴史・文化交流拠点並びに観光ネットワーク拠点の機能を持ったゾーンとするとともに、朱雀大路の規模を体感し、平城京内から平城宮正門の朱雀門に至るシンボリックな軸を強調し、往時の平城京のスケールを感じさせる広がりのある空間形成を行うため、国土交通省と県が連携し、整備を順次進めている。平成30年3月には「朱雀門ひろば」として一部開園している。
業務対象地は現在、拠点ゾーンの一部であり、県公園基本計画で位置付けられた「朱雀大路保全エリア」と「多目的エリア」(両エリアを合わせて「平城宮跡南側地区」という)で構成されている。現在、有識者から成る平城宮跡歴史公園平城宮跡南側地区の整備に関する検討委員会を設け、当該地区の整備方針と導入施設の機能・配置等の検討を進めており、今後、12月に実施予定のパブリックコメントを経て今年度内に「整備計画」を策定する予定。建設技術研究所に委託して策定業務を進めている。
また、一般競争入札「平城宮跡南側地区公園施設設計業務委託(平城宮跡の利活用推進事業(南側整備・社会資本)他)312―委―2他号」を12月21日に開札して業務を委託する。業務場所は奈良市三条大路3丁目、4丁目。
 業務は平城宮跡南側地区について今年度策定予定の「整備計画」を踏まえ、建築物を除く公園施設の検討及び設計(遊具を含む)を行うとともに、公園内建築物の設計に向けた与条件を設定することを目的としている。委託期間5年9月29日。予定価格4921万4000円込、調査基準価格3950万1000円込。

会員登録
一覧に戻る