一般記事

栗本・村本・潮JVを特定 安堵連絡管第1工区DB方式

2022.9.6 県水道局

 奈良県水道局は、DB方式の公募型プロポーザル「安堵連絡管第1工区整備事業」について、2者から提出された参加表明書と技術提案書等を審査し、栗本・村本・潮技術コンサルJVを評価値10・362点で優先交渉権者に選定した。提案額14億30万円込(見積上限価格15億1023万8400円込)。
県水道局は、「安堵連絡管第1工区整備事業」に係る公告と募集要項等を公表。応募した事業者からの提案に基づいた設計及び工事を一括して発注する「DB方式」の公募型プロポーザルにより事業者を選定したもの。発注補助業務はパシフィックコンサルタンツが担当している。
また、安堵連絡管第2工区についても、公募型プロポーザルによる「DB方式」を適用して事業者選定する方針で、令和5年度早期に実施方針が公表される見込み。
 第1工区の事業箇所は大和郡山市椎木町~安堵町西安堵。事業の対象施設となる安堵連絡管第1工区は工事延長2388㍍(開削φ700㍉他L1916㍍、推進φ900㍉〈管挿入φ700㍉〉L472㍍、開削の安堵町第1ブランチφ200㍉L116㍍)で、減圧弁室内配管(φ350㍉L9㍍)と減圧弁排泥管(φ300㍉L25㍍)は除く。数量は基本設計(セントラルコンサルタントが担当)段階における概算値であり、この事業において実施する設計・工事業務において確定する。
 事業者が行う業務範囲は、対象施設の「調査・設計」区分(地質調査、埋設物調査、試掘調査、詳細設計業務、設計に伴う各種申請等の業務)及び「工事」区分(工事業務、工事に伴う各種申請等の業務、地元への工事説明・承諾等、家屋調査業務、出来高精算業務)の各業務。事業期間は基本契約の締結日から令和8年2月27日まで(但し、設計業務は5年8月31日までに完了する)。
この事業における整備対象区間は、大和郡山市椎木町地内の中央幹線からJR関西本線との交差部の東側までの約2・5㌔㍍の区間(安堵町第1受水地への送水管も含む)であり、JR軌道下を含め残る区間については別途工事を発注する予定。第1工区内の減圧弁室も同様に別途工事を発注する予定。次号に関連記事。  (吹上)

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