一般記事

奈良土木 一般国道25号「福住工区」道路改良工事

2022.5.17 県奈良土木事務所

2車線化進む
施工は三国建設
早期の全区間供用に向け整備が進んでいる

 奈良県奈良土木事務所は、一般国道25号「福住工区」道路改良工事を推進している。
 同工区は、三重県四日市市から大阪府大阪市北区に至る一般国道25号線のなかで、並行する名阪国道の福住ICと一本松ICの間にある区間。幅員が狭隘で乗用車の対向が困難であり、車両の通行に支障をきたしていた。また、福住小学校の通学路に指定されているが、歩道が無く、児童の安全確保が不十分な状況で、1車線の現道を2車線への拡幅し、歩道を確保するため整備が進められている。
 事業延長は約1000㍍で、現在までに区間の東側約340㍍が供用されており、現在は、工事延長203㍍、コンクリートブロック積工318平方㍍、側溝工274㍍を、三国建設の施工で工事を進めている。進捗は約30%。用地の多くが水田であったため、水の管理に注意を払いながらの作業となっている。工事は順調に進んでおり5年1月末の完成を目指している。
 同事務所は早期の全区間供用を目指しており、現在の工事が終了後も引き続き事業を推進してゆく方針だ。
 同工区を整備することにより、交通の円滑化、歩行者の安全の確保が期待されている。

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