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一般会計192億円 4年度当初予算案を公表 ジビエ利活用プロジェクト造成など

2022.3.15 宇陀市

 宇陀市の令和4年度当初予算案は総額369億18万8000円で対前年度比3%増。このうち一般会計は192億円(5・7%増)、一般会計に占める普通建設事業費は21億2448万3000円(48・8%増)。下水道事業特別会計12億5139万5000円、水道事業特別会計20億3183万3000円。
建設関係の主な事業としてジビエ利活用プロジェクト造成工事、新学校給食センター建設、平成榛原子供のもり公園民間活力検討などを計上している。建設関係の主な事業(▼は新規)は次の通り(単位千円)。
【健幸なまち】
▼第3次ウェルネスシティ宇陀市構想策定(3、462)。
▽薬草を活用したまちづくり事業(7、463)。
【暮らしやすいまち】
▼榛原健康増進エリア基本構想策定事業(6、400)=近鉄榛原駅周辺地区のまちづくりを推進するため県と市のまちづくり基本構想における健康増進拠点形成の方針に基づき、健康増進エリアの整備をめざすための構想を策定する。
▽生活安全対策事業(2、289)=防犯カメラ設置補助。
▽防犯灯整備事業(839)。
▽地籍調査の推進(7、600)=大宇陀白鳥居地区。
▽空き家情報バンク事業(2、297)。
▽空き家活用推進事業(11、028)=空き家等を改修して民泊施設や店舗等としての活用への補助金。
▽市営住宅等ストック総合改善事業(33、892)=市営住宅ストックの改善工事を行い、長寿命化を図る。
▼市営住宅解体事業(2、151)=市営住宅内原団地の老朽化した住宅の一部を解体する設計費。
▼市営住宅上笠神団地ガスバルクタンク取替事業(3、342)。
▽効果的な道路新設・改良と補修の実施=①市道改良等事業(16、400)②市道舗装等維持補修事業(185、700)③萩原12号線道路改良工事(5、121)④市道下笠間上出線改良事業(3、500)。
▽道路メンテナンス事業(橋梁点検)(30、000)=市道橋梁・トンネルの点検。
▽道路メンテナンス事業(橋梁修繕)(80、600)=橋梁・トンネルの計画的修繕。
▽交通安全施設整備事業(10、000)=通学路の施設の点検整備、ガードレールやカーブミラーの設置修繕、センターライン等の路面標識を点検整備。
▽宇陀市人権交流センター周辺整備事業(139、262)=市道古市場守道線の道路改良。
▽地域公共交通の確保(94、042)。
▽宇陀市地域公共交通計画推進事業(4、772)=地域公共交通の利用促進と持続可能な地域公共交通の検討。
▽日常の利便性の確保及び施設更新事業=①水道未普及地域解消事業(213、100)②水道施設遠隔監視装置整備事業(131、150)③水道施設整備事業(178、000)。
▽下水道ストックマネジメント計画策定業務及び施設更新工事=①下水道ストックマネジメント計画策定業務(25、000)②天満台地区マンホール蓋更新工事(8、000)。
▽防災行政無線システム維持管理事業(21、569)。
▼避難場所標識設置事業(1、247)。
▽宇賀志防災拠点施設整備事業(110、882)=宇陀市消防団菟田野第3分団の消防団拠点施設を整備。
▽河川維持補修事業(23、000)。
▽住宅・建築物安全ストック形成事業(1、450)=旧基準の木造建築物の耐震診断・耐震改修及びブロック塀等の撤去に補助。
【活力あるまち】
▽歴史的風致維持向上計画策定事業(839)。
▽歴史的・文化的資源の保存整備=①国指定史跡宇陀松山城跡保存整備事業(2、198)②指定文化財保存修理等助成事業(3、616)③重要伝統的建造物群保存地区保存事業(34、368)など。
▽街なみ環境整備事業 (LED化)(2、099)=宇陀松山地区。
▽ジビエ利活用プロジェクト(149、600)=農林業被害対策の一環として捕獲されたシカ・イノシシを宇陀市の豊かな山がもたらす地域の資源として活用するため、衛生管理等の指針に沿った食肉処理を行い、良質なジビエを生産し、獣肉の利活用を図る。4年度は造成工事。
▼榛原駅前交流施設整備事業(41、021)。
▽観光施設・観光資源の整備=観光資源保全事業(3、707)、観光施設整備事業(6、086)、龍王ケ渕整備事業(33、617)。
▼宿泊施設民間活力導入可能性調査事業(11、792)=新たな宿泊施設を誘致するための可能性調査。
▽菟田野イベント広場整備事業(8、800)。
【生涯輝くまち】
▼小中学校屋上防水工事(17、215)=菟田野小学校と室生中学校。
▽大宇陀中学校バリアフリー化改修事業(19、622)。
▼緊急地震速報受信装置更新事業(2、200)。
▼学校適正化推進事業(2、187)=宇陀市学校規模適正化検討委員会の答申に基づき、宇陀市学校適正化基本計画の策定に向けて各学校の具体的な適正化の在り方について審議し、一定の方向性を示す。
▽新学校給食センター建設事業(335、833)=老朽化している学校給食センターの建替を行う。
▼室生高齢者等ふれあいの館(音楽の森)進入路拡張事業(4、862)。
▼体育館屋根調査事業(3、000)=大宇陀体育館の屋根修繕の検討を行うための事前調査。
【自然豊かなまち】
▽合併処理浄化槽整備事業(9、794)。
▽宇陀クリーンセンター設備更新事業(270、583)。
▼ごみ処理施設調査委託事業(10、000)=市の処理施設の宇陀クリーンセンター及び室生地域・曽爾村・御杖村との共同処理施設の東宇陀クリーンセンターは、稼働から約25年が経過していることからごみ処理施設の更新を図るための方向性を検討する。
▽斎場等維持修繕・解体事業=①榛原・大宇陀斎場修繕事業(11、000)②室生無山火葬場解体事業(12、375)。
▽平成榛原子供のもり公園民間活力検討事業《Park―PFI》(22、087)=民間活力を活かした整備手法を導入することにより公園サービスレベルの向上並びに魅力向上による来園者数の増加を図る。また、老朽化した公園施設をリニューアルする。
▽長寿命化計画に基づく公園整備事業(84、656)。
▽公園照明LED化事業(1、055)。
▼宇陀川公園整備事業(6、000)=中心市街地と河川空間の一体感と景観形成を醸し出し、地域住民の健康及び憩いの空間スペースを創設する。また、隣接する公共施設との調和のとれた整備をめざす。
▼大宇陀カンデ山公園法面防草シート設置事業(13、200)。
【地域力を発揮するまち】
▽第2次総合計画検証事業(2、177)。
▼公有地利活用調査事業(1、000)=低・未利用地の公有地の有効活用を図る。
▽集会所等コミュニティ施設整備事業(27、658)。
▼空き家再生等推進事業補助金(10、000)。

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