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県道路マネジメント課 土塊撤去、対策を検討 国道169号上北山村西原崩土

2024.4.23 上北山村県土マネジメント部

 奈良県県土マネジメント部道路マネジメント課は去る9日、国道169号上北山村西原地内で発生した崩土の応急対策工事を実施し、不安定土塊を撤去した。4月中には車両を制限することなく、片側通行ができるように目指している。
 11日時点ではすでに法面のモルタル吹付工事にとりかかっている。ラス金網を施し、モルタルを吹き付け、落石防止ネットを取り付ける。その後、仮設防護として1立方㍍の大型土嚢を60㍍にわたり配置する工程。工事には同村の業者が協力している。
 同村からは迅速な対応を求めて強い要望があり、県職員が復旧に急いでいる。県南部で崩土が続いていることについて原因は不明。4月1日には、道路防災ドクターの岸田教授が現地調査を行った。今後の対応について、同地内で過去に崩土したときの対策工のデータを活用することが挙げられたが、15年以上前のことで既に処分されていた。県職員によると、県南部の地下には、九州東部~関東にかけて日本列島を南北に二分する世界最大級の中央構造線という大断層があり、これが太平洋側から押されることで崩土が起きやすいという。現在は人工衛星によるレーザー測量で地形変動を予測しているが、従来のパトロールでは限界があるため、予算を考慮しつつ効率的な対策を検討している。

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