一般記事
文科省 奈良県は耐震化率99・8% 公立学校施設耐震改修状況 幼稚園4棟耐震化未完了
2024.11.5 県教育委員会
奈良県教育委員会は、文部科学省が公表した「令和6年度公立学校施設の耐震改修状況フォローアップ調査(6年4月1日現在)」の結果における奈良県の概要を明らかにした。担当は学校支援課(電話0742―27―9824)。
構造体の耐震化(非木造)では、耐震性のない建物数が幼稚園の4棟のみで、耐震化率99・8%となった。昨年の5棟から1棟減少した。幼稚園は全国41位、小中学校と高等学校及び特別支援学校はすべて全国1位。耐震化未完了の団体と建物数及び完了見込年度は次の通り。
▼小中学校0棟。
▼幼稚園4棟=桜井市2棟(11年度中)、宇陀市2棟(9年度中)。
▼高等学校0棟。
▼特別支援学校0棟。
屋内運動場等(体育館・武道場・講堂・屋内プール)の吊り天井等の落下防止対策では、小中学校が対策実施率98・3%(全国45位)・対策未完了棟数5棟、高等学校が対策実施率100%(全国1位)・対策未完了棟数0棟、特別支援学校が対策実施率100%(全国1位)対策未完了棟数0棟、合計98・4%(全国99・7%)・対策未完了棟数5棟。
屋内運動場等の吊り天井等以外の非構造部材(天井材、内装材、外装材、照明器具、窓ガラス、設備機器、家具等)の耐震点検・耐震対策では、耐震点検実施率は100%(全国平均97・5%)で、耐震対策実施率は小中学校が51・2%(同68・0%)、幼稚園が61・1%(同74・0%)、高等学校が97・1%(同61・2%)、特別支援学校が100%(同70・7%)で、合計58・3%(同67・8%)。