斑鳩町はＪＲ法隆寺駅南側地区の利活用に関するサウンディング調査の結果を公表した。　調査対象となったのは、同事業に関心がある法人または法人グループで、エントリーシートの提出があった９社と対話を行った。
　同地区の利活用については、令和13年度に開院予定の西和医療センターとの相乗効果を発揮したまちづくりの推進にあたり、子育て・商業・福祉等の日常サービスを中心とする施設立地に向けた検討を進める方針。
　対象地となるＪＲ法隆寺駅南側地区は、敷地面積５・５㌶程度で田畑が大半を占めている。事業手法については、現時点では事業対象地を民間事業者に売却または借地し、民間施設の整備等を実施する手法を想定。
　今回のサウンディング調査では、主に対象地へ導入可能な都市機能や想定する業務範囲、事業スキームなどについて聴取した。このほか、事業へ参加する場合に障壁となる要因や必要と考える町の支援策等についての提案も受け付けた。