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11月1日まで申請受付 国道169号上池原T他工事 技術協力で優先交渉権者決定 本建設工事150億円込想定
2024.10.4 近畿地方整備局
近畿地方整備局は、「国道169号上池原トンネル他工事」「国道169号上池原トンネル他工事に係る技術協力業務」をWTO適用の総価契約単価合意方式公募型プロポーザルで10月4日に公示した。申請書及び資料を契約情報コーナーで11月1日まで受け付ける。説明書等は12月20日まで交付する。契約後VE方式の試行、建設キャリアアップシステム義務化モデル工事の試行対象、建設リサイクル法適用。
この案件は技術協力・施工タイプの対象工事であり、優先交渉権者(技術評価点が最も高い者)として選定された者と技術協力業務の委託契約を締結した後、同局と優先交渉権者との間で工事価格等の交渉を実施し、交渉が成立した場合に本建設工事の契約を締結する。なお、優先交渉権者と価格交渉が成立しなかった場合は次順位の者と同様の手続きを行い、以降交渉が成立するまで次順位以降の者と同様の手続きを行う。
工事場所は下北山村前鬼~上池原。工事内容は▽技術協力業務=設計計画1式、現地踏査1式、本体工設計1式、施工計画・仮設備計画1式。予定工期(業務完了日)7年3月31日▽本建設工事=工事延長2870㍍、道路トンネル(NATM)(標準部内空断面積 53平方㍍)、掘削2778㍍、覆工2778㍍、坑門工2基、仮設工1式。予定工期契約締結日の翌日~11年3月31日。参考額は、本建設工事に先立って実施する技術協力業務の900万円込程度、本建設工事150億円込程度を想定している。
参加資格は単体または2社または3社による特定JV▽近畿地方整備局における令和5・6年度一般競争(指名競争)参加資格「一般土木工事」の認定を受けていること。また、技術協力業務の優先交渉権者選定通知の日までに近畿地方整備局における5・6年度「土木関係建設コンサルタント業務」に係る一般競争(指名競争)参加資格の認定を受けていること▽一般土木工事に係る経営事項評価点数が1200点以上であること▽平成21年度以降に元請として完成し引渡しが完了した、単体とJVの1社はNATM工法によるトンネル工事でトンネル代表内空断面積(覆工後の内空断面積)が45平方㍍以上・トンネルの施工延長が掘削1400㍍以上覆工1400㍍、その他の構成員はNATM工法によるトンネル工事でトンネル代表内空断面積(覆工後の内空断面積)が45平方㍍以上の施工実績を有すること―など。担当は総務部契約課契約第一係。