一般記事

国交省 8月9日まで募集 令和6年度手作り郷土賞

2024.6.20 国交省

 国土交通省は、令和6年度「手づくり郷土賞」の募集を開始した。応募書類を国交省のホームページからダウンロードし、部門毎に提出する形式。8月9日まで電子データにより受け付ける。10月に委員会で選定し、11月~12月に結果を公表。令和7年3月に東京都内で活動の発表会(交流会)を予定している。
 手づくり郷土(ふるさと)賞は昭和61年度に創設され、今年度で39回目を迎える。地域活動により地域の魅力や個性を生み出している良質な社会資本と、それに関わった団体の努力を表彰する制度で表彰部門は①手づくり郷土賞(一般部門)②手づくり郷土賞(大賞部門)の2つ。大賞部門はこれまでに手づくり郷土賞を受賞したものが対象となる。
 応募資格は、社会資本を有効活用し地域づくり等に取り組む活動団体(単体または共同)―など。社会資本を管理する都道府県や市町村などの団体と共同で応募することも可能。ただし、行政機関の主導のみで推進され、地域活動としての自立性が乏しい活動や、概ね3年未満の活動などは対象外。活動期間については組織の立ち上げや会議開催等ではなく、成果に直結する実質的な活動開始時点からカウントされる。
 奈良県内ではこれまで39市町村のうち10市町村(奈良市1件、大和郡山市3件、橿原市2件、生駒市1件、五條市1件、高取町1件、明日香村1件、広陵町2件、下市町1件、十津川村1件)が受賞した。直近では令和1年に、下市町と平原区自治会むらづくり委員会が表彰されている。県道20号下市宗桧線沿いでレモングラスやラベンダーなどのハーブを栽培し、地域住民が一体となる体制を作った。

会員登録
一覧に戻る