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馬見丘陵公園 6月25日まで受付 フラワーフェスタなど運営等

2024.6.20 県中和公園事務所

 奈良県中和公園事務所は、令和6年度「馬見フラワーフェスタ・馬見クリスマスウィーク」・令和7年度「馬見チューリップフェア」会場運営及び催事運営ならびに交通対策業務委託第723―委1他号に公募型プロポーザルを適用して6月12日に公告した。
参加表明書に関する質問を6月25日正午まで受け付けて6月26日に回答をHPに掲載する。参加表明書を7月2日正午まで受け付け、企業の経験及び能力(28点分)について審査して上位5者程度を選定し、技術提案書を7月24日正午まで受け付ける。ヒアリングを7月30日に行い、参加表明書と技術提案書及びヒアリングを基に評価基準(100点)について審査し、最高得点者を特定することにしている。
 業務場所は広陵町大野、河合町佐味田他の県営馬見丘陵公園。業務は年間を通じた公園及び地域の活性化を図るため、秋の「馬見フラワーフェスタ」、冬の「馬見クリスマスウィーク」、春の「馬見チューリップフェア」を開催するに当たり、イベントの会場運営及び催事運営並びに交通対策の業務を安全で効果的かつ効率的に行うことを目的とする。
なお、イベントの開催期間は「馬見フラワーフェスタ」が10月5日~14日の10日間、「馬見クリスマスウィーク」が12月21日~25日の5日間、「馬見チューリップフェア」が7年4月5日~13日の9日間を予定している。業務量の目安は3850万円込を限度とする(6年度3230万円込、7年度620万円込)。委託期間7年5月30日。
クリスマスウィークには、クリスマスデコレーション(日中装飾)を北エリア花見茶屋周辺と中央エリア公園館周辺で12月7日~25日の19日間、クリスマスイルミネーション(17時~21時の夜間装飾)を北エリア及び中央エリア花の道と公園館周辺に限って12月21日~25日の5日間行う。
参加資格は▽県における物品購入等に係る競争入札の参加資格等に関する規程に基づき作成された競争入札参加資格者名簿のうち営業種目Q5「役務の提供(広告・イベント業務)」の登録を有すること▽イベントの企画から運営までの業務を履行できる者であり、過去10年間(平成26年4月1日~公告日に完了した業務)に開催された国・地方公共団体等が主催する3日以上の連続した会期を有するイベントにおいて「会場運営」「催事運営」「交通対策」の少なくとも1つ以上の業務実績を有していること―など。担当は公園課整備・運営係(電話0745―56―3851)。
 馬見丘陵公園は「歴史と自然に囲まれた憩いの空間づくり」を目的に昭和59年から整備に着手し、平成24年6月に全面開園(56・2㌶)した。現在では、ナガレ山古墳を始めとする文化財と桜やチューリップ・花菖蒲・ヒマワリ・ダリアなどの四季折々の花々を求めて年間約100万人が訪れる公園となっている。
 馬見丘陵公園では現在、奈良県植栽計画「なら四季彩の庭づくり」に基づき、花修景を活用した誘客に取り組んでいる。秋季には「第27回全国都市緑化ならフェア」を契機とするダリアやコスモス・コキア等の秋の花々の魅力を活用した「馬見フラワーフェスタ」、春季には関西最大級の「チューリップのパノラマ景観」を活用した「馬見チューリップフェア」を開催している。
また、オフシーズンの誘客対策は重要だと考え、冬季においてはクリスマスシーズンに合わせてイルミネーションを核としたイベント「馬見クリスマスウィーク」を開催する。これらの総合的な取組みにより県内はもとより県外からも誘客を図り、馬見丘陵公園の賑わいを創出することで『奈良県中南和地域の観光振興・地域振興』に寄与することをめざしている。

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