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奈良国道 エイト日本技術開発で 十津川道路2期3号橋他詳細設計 西側・東側ランプ橋等も 契約額2億4772万円
2024.3.26 近畿地方整備局
近畿地方整備局奈良国道事務所は、簡易公募型プロポーザル「十津川道路2期3号橋橋梁他詳細設計業務」について、エイト日本技術開発関西支社(大阪市淀川区野中北)を評価点94点で特定し、2億4772万円込(予定価格2億4773万1000円込)で契約して業務を委託した。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に76者から業務説明書等のダウンロードがなされ、10者から参加表明書の提出があり、そのうち参加資格を有する5者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書と技術提案書を評価した結果、エイト日本技術開発の提案が他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められ契約の相手方とした。
エイト日本技術開発以外の提案書提出者は東京コンサルタンツ、長大、東洋技研コンサルタント、大日本ダイヤコンサルタント。それ以外の参加表明提出者はパシフィックコンサルタンツ、復建調査設計、日本工営、オリエンタルコンサルタンツ、ニュージェック。
業務場所は奈良市3丁目5番11号(奈良国道事務所)。業務は、国道168号十津川道路(2期)事業において(仮称)3号橋及びランプ橋の橋梁他詳細設計を実施するもの。委託期間12月20日。主な業務内容は次の通り。
【一般構造物詳細設計】
▽3号橋=土留擁壁詳細設計(アンカー式)2基(AA1、AA2)。
▽西側ランプ橋=竹割式土留工4基(P1~P4)。
▽東側ランプ橋=竹割式土留工3基(P5~P7)。
【橋梁詳細設計】
▽共通=1(橋)式。
▽3号橋鋼橋上部工=中路式ローゼ桁橋(264㍍)1橋、鋼単純合成鈑桁橋(24㍍)1橋。
▽西側ランプ橋鋼橋上部工=鋼多径間連続鈑桁橋(3径間97㍍)1橋、鋼製桟道橋(51㍍)1橋。
▽東側ランプ橋鋼橋上部工=鋼多径間連続鈑桁橋(3径間97・85㍍)1橋。
▽3号橋橋台工=逆T式橋台2基(A1、A2)。
▽東側ランプ橋橋台工=逆T式橋台1基(A1)。
▽3号橋橋脚工=壁式橋脚(逆T式)2基(AA1、AA2)。
▽西側ランプ橋橋脚工=張出式橋脚4基(P1~P4)。
▽東側ランプ橋橋脚工=張出式橋脚3基(P5~P7)。
▽3号橋橋台基礎工=深礎杭2基(A1、A2)。
▽東側ランプ橋橋台基礎工=深礎杭1基(A1)。
▽西側ランプ橋橋脚基礎工=深礎杭4基(P1~P4)。
▽東側ランプ橋橋脚基礎工=深礎杭3基(P5~P7)。
▽架設計画=架設工法Ⅰ(ケーブルエレクション工法) 1工法。
【仮設構造物詳細設計】
▽3号橋=土留工詳細設計2基(A1、A2)。
▽仮橋・仮桟橋詳細設計=渡河部1橋、アプローチ部1橋、西側ランプ橋部1橋、東側ランプ橋部1橋。
【打合せ等】
▽関係機関打合せ協議含む1式。(吹上)