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紀伊山系 アジア航測で進む 深層崩壊発生時被害想定手法検討
2024.2.29 近畿地方整備局
近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、簡易公募型プロポーザル「紀伊山系深層崩壊発生時被害想定手法検討業務」についてアジア航測大阪支店(大阪市北区天満橋)と3599万2000円込(予定価格と同額)と契約を締結して委託、業務を進めている。
業務は、紀伊山系砂防事務所管内で河道閉塞の決壊による土石流の発生が予測された場合において、土砂災害防止法に基づく緊急調査により被害のおそれのある区域を、管内の地域特性を踏まえて予測するための数値計算モデルを立案することを目的とする。
業務場所は五條市三在町の同事務所。主な業務内容は①計画準備1式②既存資料収集・整理1式③紀伊山系砂防事務所管内の緊急調査に使用する計算モデルの検討1式④感度分析等の実施1式⑤計算の高速処理検討1式⑥報告書作成1式。委託期間8月30日。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内31者から入札説明書等のダウンロードがなされ、5者から参加表明書の提出があり、その参加資格を有する5者を技術提案書の提出者として選定し、うち4者から提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、アジア航測の提案が総合的に優れており、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。