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紀伊山系 2月2日まで参加受付 人工衛星活用土砂災害箇所判読

2024.1.23 近畿地方整備局

 近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、簡易公募型プロポーザルを適用して1月23日に公示した「人工衛星画像を活用した土砂災害発生箇所判読業務」「紀伊山系天然ダム氾濫予測等危険度解析業務」の2件に係る参加表明書を2月2日正午まで、技術提案書を2月29日正午まで受け付ける。説明書等は2月2日正午まで交付する。
 参加資格は単体企業、同一の組合または同一の設計共同体のいずれかで、近畿地方整備局(港湾空港関係を除く)における令和5・6年度土木関係建設コンサルタント業務に係る一般競争(指名競争)参加資格の認定を受けていること―など。
 申込先及び交付場所は奈良国道事務所内の近畿地方整備局総務部総務事務センター奈良・三重分室(電話 0742―88―7830)。ともに業務場所は五條市。委託期間7年3月31日。
 【人工衛星画像を活用した土砂災害発生箇所判読業務】
 業務は、豪雨や地震等に伴う土砂災害発生箇所の早期把握のために、人工衛星画像を利用した災害発生範囲の絞り込みや発生箇所の抽出を実施し、人工衛星の利活用手法について検討するとともに、土砂災害発生箇所判読の高度化を目的とする。
主な業務内容は①計画準備1式②土砂災害発生箇所の判読1式③判読の精度向上に向けた検討1式④判読作業の自動化に向けた検討1式⑤判読体制の高度化1式⑥関係機関協議1式⑦報告書作成1式。
 【紀伊山系天然ダム氾濫予測等危険度解析業務】
 業務は、紀伊山地において平成23年の台風第12号により発生した天然ダムのうち、過年度より水文観測を実施している長殿地区の既存の観測機器の維持管理・観測データ整理を行い、水収支を把握し、水位予測計算プログラムを運用して降雨時の湛水池水位変動による天然ダムの崩壊危険度を判断するための基礎資料を作成することを目的とする。
主な業務内容は①計画準備1式②観測機器の維持管理1式③観測データの整理及び解析1式④湛水池水位予測マニュアル(案)の作成1式⑤降雨状況通知システムの運用保守1式⑥報告書作成1式。

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