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礎建築事務所が落札 新給食センター建設工事設計

2024.1.11 御所市

 御所市は、「新給食センター建設工事基本設計及び実施設計業務委託教総委第4号」の一般競争入札(事後審査型)を12月21日に開札、礎建築事務所が2946万円(入札書比較価格3597万円)で落札した。他の参加者は福本設計、桝谷設計、小林建築事務所(失格)。
令和5年度~6年度に基本設計、来年度に実施設計を行ったうえで6年度~8年度に建設工事、8年8月に試運転を行って稼働させ、既存施設解体工事と跡地整備工事を実施する見通し。
業務場所は東寺田。業務概要は敷地面積4471・7平方㍍(市街化調整区域)、S造平屋建一部2階建1600平方㍍程度(調理室、事務室、会議室、更衣室、付帯施設)、調理能力1日1400食(提供施設は小学校7施設、中学校4施設計11施設、配送10ヵ所)の施設新築及び既存施設解体に係る基本設計及び実施設計業務。委託期間12月27日。
老朽化対策とドライシステム導入を目的に学校給食センターの移転新築を計画、基本・実施設計のほかに用地測量及び地質調査を指名競争入札で同日に開札した。委託期間3月29日。
▼新給食センター建設用地測量業務委託教総委第2号=森本測量社が419万円(入札書比較価格442万円)で落札した。他の参加者はIT測量、コーダ技研。
▼新給食センター建設地質調査業務委託教総委第3号=ランド・エコが330万円(入札書比較価格411万円)で落札した。他の参加者は大同ソイル、セイワコンサル、大聖ソイルリサーチ、奈良地質、三協エンジニア、井前建設、第一測量設計所、萬力調査、スキャドロン、アルプス(辞退)。
 5年度当初予算には、学校給食センター建設事業として3636万3000円を計上、内訳は①測量547万3000円②設計1005万4000円③地質調査550万円④土地購入1533万6000円。また、債務負担行為も設定している。 
設計業務で、は建設に係る費用及び維持管理コストの縮減と環境に配慮した施設づくりをめざすことにしている。8年稼働に向けて新しい給食センターを建築し、安全・安心な給食の提供を図るとしている。3年度にも設計委託料として944万9000円を確保したものの建設候補地を絞り切れなかった模様。
 現在の学校給食センターは昭和46年12月建築の未耐震で老朽化しており、老朽化対策・耐震化と調理方式を現在のウェットシステムからドライシステムに切り替えることを目的に、移転新築するもの。建設地は現在の学校給食センター(掖上小学校西側の東寺田64―1)の北側。(吹上)

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