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県文化財保存課 史跡新沢千塚古墳群豪雨被害 修復整備で実施設計 一般競争入札1月19日に開札
2023.12.28 県文化・教育・くらし創造部
奈良県文化・教育・くらし創造部文化財保存課は、史跡新沢千塚古墳群における令和5年6月豪雨により2ヵ所で土砂崩落の被害を受けたに史跡の修復整備を目的に今年度内に設計をまとめるため、一般競争入札「史跡新沢千塚古墳群(6月豪雨災害復旧)測量及び実施設計業務の委託契約5文財第20号」を1月19日に開札して業務を委託する。
業務場所は橿原市鳥屋町・北越智町・川西町。業務は設計業務に必要な範囲の調査及び設計図書の作成。委託期間3月26日(測量は2月内に)。予定価格904万2000円込、最低制限価格733万7000円込。担当は記念物・埋蔵文化財係(電話0742―27―9866)。
5年6月の大雨の影響で史跡地内の2ヵ所で土砂崩落が発生。1ヵ所は園路階段脇の斜面(長さ約10㍍高さ約3㍍)が崩壊して園路階段の下部が埋没。もう1ヵ所は斜面とともに園 路の肩(長さ約15㍍幅約1㍍高さ最大1・5㍍)が崩壊した。 この状況を踏まえて今回の整備工事では 埋没した階段部分の土砂撤去を行うとともに、流失した園路路面及び路肩手摺の修復を行う。
業務内容は現況測量及び実施設計図書のとりまとめを行うもの。主な業務内容は①現地確認及び設計条件整理②設計業務に必要な範囲の現況測量の実施(4級基準点測量、4級水準測量、中心線・仮BM設置・横断・縦断測量)③実施設計の比較・検討④実施設計図の作成(平面図、縦・横断面図、詳細図等)⑤数量算出⑥参考見積もり及び概算工事費の算出⑦特記仕様書の作成⑧打ち合わせ及び協議記録の作成。