一般記事

大聖とシードで地質調査 北葛線1工区と香芝市第2ブランチ

2023.12.21 県水道局

 奈良県水道局は、管の更新を検討している北葛線第1工区と香芝市第2ブランチについて、別途発注する実施設計において送水管等の計画を行うに当たり地質の諸情報を令和5年度に把握することにしている。一般競争入札2件を県広域水道センターで11月30日に開札し、北葛線第1工区は大聖ソイルリサーチ、香芝市第2ブランチはシードコンサルタントに業務を委託した。入札情報は12月21日④~⑤面参照。
 ▽北葛線第1工区地質調査業務委託(葛城市竹内~香芝市鎌田)=機械ボーリング(φ66㍉18ヵ所、φ86㍉10ヵ所)、標準貫入試験他1式。
▽香芝市第2ブランチ地質調査業務委託(葛城市加守~香芝市畑)=機械ボーリング(φ66㍉7ヵ所、φ86㍉5ヵ所)、標準貫入試験他1式。
委託期間6年3月29日。担当は水道事業課土木建設係(電話0743―54―2631)。北葛線第1工区と香芝市第2ブランチともに基本設計業務委託を一般競争入札で委託する。すでに測量業務は県広域水道センターで開札した一般競争入札により北葛線第1工区は太洋エンジニアリング、香芝市第2ブランチは三協エンジニアに業務を委託して進めている。
【北葛線第1工区】
更新管は呼び径φ700㍉。起点は西部幹線鋼管φ1350㍉→1200㍉、終点は北葛線鋼管φ500㍉。ルート等選定においては大和高田市第3受水地への送水(分岐管SPφ500㍉)を考慮する。ルート等は国道166号と国道168号を基本とし、施工延長を2840㍍(開削工法呼び径φ700㍉L530㍍、非開削工法呼び径φ700㍉L2300㍍、水管橋呼び径φ700㍉L10㍍)と想定している。委託期間7年1月31日。
【香芝市第2ブランチ】
更新管は呼び径φ300㍉。起点は西部幹線(加守集合弁室)鋼管φ1200㍉、終点は香芝市第2受水地鋼管φ500㍉。この業務において検討するルート等は国道165号を基本とし、施工延長を720㍍(開削工法呼び径φ300㍉L420㍍、非開削工法呼び径φ300㍉L260㍍、水管橋呼び径φ300㍉L40㍍)と想定している。委託期間6年8月30日。

会員登録
一覧に戻る