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紀伊山系 12月4日まで参加受付 管内土砂生産ポテンシャル検討

2023.11.22 近畿地方整備局

 近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、簡易公募型プロポーザルを適用して11月21日に公示した「紀伊山系砂防事務所管内土砂生産ポテンシャル検討業務」に係る参加表明書を12月4日正午まで、技術提案書を6年1月9日正午まで受け付ける。説明書等は12月4日正午まで交付する。
 紀伊山系砂防事務所管内(紀伊山系・木津川上流域)は、風化した花崗岩といった脆弱な地質で構成されることに加え、多くの土石流危険渓流等が分布している。
こうした地域において甚大な土砂災害の発生を防止するためには、特にハザードが高い地域を明らかにしつつ、各地域の地域特性を踏まえたうえで降雨状況に応じた危険度の状況を把握し、警戒避難体制を講じるほか、災害の起こりにくい地域づくりを進める必要がある。
このためこの検討では、花崗岩を対象に検討された最新の知見を基にし、地域特性を考慮した各渓流の崩壊や土石流の発生の危険度を評価する手法を構築するとともに、危険度を低減するための取組みを検討することを目的とする。
参加資格は単体企業、同一の組合または同一の設計共同体のいずれかで、近畿地方整備局(港湾空港関係を除く)における令和5・6年度土木関係建設コンサルタント業務に係る一般競争(指名競争)参加資格の認定を受けていること―など。申込先及び交付場所は奈良国道事務所内の同局総務部総務事務センター奈良・三重分室(電話0742―88―7830)。
業務場所は五條市。主な業務内容は①計画準備1式②資料収集1式③危険度評価のスキームの整理1式④対象渓流内の崩壊等危険度の検討1式⑤渓流の危険度を低減させるための流域管理についての検討1式⑥報告書作成1式。委託期間6年8月30日。

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