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安堵連絡管第2工区等整備事業 3者~5者特定JVで 10月24日まで参加申請書を受付
2023.9.12 県水道局
奈良県水道局は、「安堵連絡管第2工区等整備事業」に設計・施工一括発注であるデザインビルド方式の総合評価落札方式一般競争入札(WTO対象)を適用して9月12日に公告した。入札参加資格確認申請書等を10月24日まで、技術提案書等を11月20日まで、入札書を12月20日まで受け付けて12月21日に開札する。
参加資格は建設工事等に係る競争入札の参加資格等に関する規程による競争入札参加資格のうち土木1式の資格を有する建設業者及び上下水道設備の資格を有する建設業者を各1者以上並びに建設コンサルタント「上下水道及び工業用水道」部門の資格を有する設計業者を1者の合計3者~5者で構成される特定JV▽代表者(土木工事業者)は土木工事業の特定建設業許可。土木1式工事の総合評定値が1200点以上。県建設工事等競争入札参加資格のうち、土木1式の資格―など▽代表者以外のJV構成員(土木工事業者)は土木工事業の特定建設業許可。土木1式工事の総合評定値が900点以上。県建設工事等競争入札参加資格のうち、土木1式の資格―など▽代表者以外のJV構成員(管工事業者)は水道施設工事業の一般建設業許可または特定建設業許可。水道施設工事の総合評定値が800点以上。県建設工事等競争入札参加資格のうち上下水道設備の資格―など▽代表者以外のJV構成員(設計業者)は県建設工事等競争入札参加資格のうち、建設コンサルタント「上水道及び工業用水道」部門の資格―など。
事業箇所は安堵町西安堵~斑鳩町興留。設計業務は開削工φ700㍉新設詳細設計1式、中大口径推進工φ900㍉詳細設計1式、シールド工詳細設計1式、集合弁室(通過立坑)詳細設計1式、試掘調査1式、路線測量他1式、機械ボーリング他1式、解析等調査1式。委託期間7年1月31日。予定価格8356万7000円込、調査基準価格6794万7000円込。工事業務は工事延長1972㍍、管路工(開削)DIPφ700㍉他L746㍍、管路工(推進)DIPφ700㍉L338㍍、管路工(シールド)DIPφ700㍉L1090㍍、家屋調査(事前・事後)1式、出来高精算業務1式。工期10年2月18日(予定)。予定価格37億1794万9400円込、調査基準価格34億2051万2700円込。
安堵連絡管の布設区間には、既設の安堵線が県道天理斑鳩線に布設されているが、安堵線は布設から45年以上経過した小口径(250㍉)の鋼管であり、管路の更新基準年数が最も短く、老朽度調査結果からも老朽化度合いが高いことが判明していることから更新の必要が生じている。管路更新計画において全体管路網の効率化を踏まえ、生駒線の一部を廃止し、その機能を安堵連絡管に持たせる計画としているため口径を増径させている。
また、安堵連絡管整備事業は、磯城郡3町(川西町、三宅町、田原本町)の水道事業広域化における危機管理体制強化の一環として平常時における御所浄水場から磯城郡3町への送水ルートで事故が発生した場合に備え、桜井浄水場から磯城郡3町への送水バックアップルートを確保するため、御所浄水場からの送水系統である中央幹線と、桜井浄水場からの送水系統である生駒線を安堵町第1受水地経由で結ぶ安堵連絡管として整備することを目的としている。なお、「安堵連絡管第1工区整備事業」はDB方式の公募型プロポーザルにより栗本・村本・潮技術コンサルJVで事業中。