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県道路建設課 道路整備委員会を開催 県道路整備基本計画6年度改定へ スケジュールや方向性を確認
2023.9.8 県土マネジメント部
奈良県県土マネジメント部道路建設課は、
令和6年度に「奈良県道路整備基本計画」を改定するための初会合となる第7回県道路整備委員会(委員長・山田忠史京都大学大学院教授)を9月4日に県庁5階の第一会議室で開催した。
県では、奈良県道路整備基本計画を平成26年7月に策定、令和元年10月に改定し、県管理道路の総合的かつ計画的な整備を図っている。近年の社会情勢や国の動向等を踏まえて計画の改定を予定しており、「奈良県道路の整備に関する条例」に基づき、県道路整備委員会において、計画改定に向けた議論を行うもの。
初回となる第7回委員会では①道路整備基本計画の概要②道路整備基本計画(令和元年10日改定後)の取組み状況③道路整備基本計画改定のスケジュールについて④道路整備基本計画改定の方向性について―について確認した。
今後、今回を含めて6回の委員会を開催して5年度内に改訂骨子(原案)、6年度早々に改定計画(素案)を作成してパブリックコメントを実施、来年末の第12回委員会において改定計画(原案)をまとめるスケジュールを組んでいる。
同課では現在、「奈良県道路整備基本計画改定支援業務委託」を公募型プロポーザルにより中央復建コンサルタンツ(奈良市大宮町5丁目3―14不動ビル)に委託して業務を進めている。担当は道路政策係(電話0742―27―7495)。これは県道路整備基本計画を来年度にかけて見直すもの。業務場所は県内一円。業務概要は奈良県道路整備基本計画改定支援業務1式。委託期間6年12月27日。
県では、「奈良県道路整備に関する条例」(平成25年4月施行)に基づき、奈良県道路整備基本計画策定した。計画は今後5ヵ年の道路の方向性を示す計画として策定したもので、道路の整備に関する情勢の変化等を勘案して計画の見直しを行うことにしており、令和元年10月に一度改定している。
中央復建コンサルタンツに委託した業務は、道路整備を取り巻く状況など基礎資料を収集するとともに、計画の策定から約10年間実施してきた道路施策を総合的に評価したうえで、道路整備基本計画の改定を支援することを目的としている。また、計画改定へ向けて県道路整備委員会等の運営補助を行う。業務内容は①資料収集・整理②道路施策の評価③道路整備基本計画の改定案作成④冊子・パンフレット作成⑤報告書とりまとめ⑥道路整備委員会の開催。(吹上)