近畿地方整備局近畿技術事務所は、簡易公募型プロポーザル「地質リスクに関する統計学的資料作成他業務」についてサンコーコンサルタント（東京都江東区亀戸）と１２８９万２０００円込（予定価格と同額）で契約を締結、業務を委託して進めている。
　業務は、道路事業における地質・地盤に起因する事業費の変動幅（乖離等）を把握し、事業段階に応じた地質リスクを回避することを目的に、過年度トンネル工事に関する設計及び施工実績を収集・整理し、地域性や地質特性等に着目して変動の実態とその原因を分析するとともに、地質リスクの回避に向けた方策等を検討することを目的とする。また、勉強会で意見を聴取。
主な業務内容は①計画準備１式②資料の収集・整理１式③変動原因の整理・分析１式④地質リスクの回避方策（案）の検討１式⑤今後の地質リスク回避に向けた検討方針（案）の検討１式⑥勉強会の事務局運営支援１式⑦報告書作成１式。委託期間６年２月２９日。
　技術提案書の提出希望者を公募したところ申請期間内に２６者から入札説明書等のダウンロードがなされ、そのうち４者から参加表明書の提出があり、その参加資格を有する４者を技術提案書の提出者として選定し、提出された技術提案書を評価した結果、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。