一般記事

吉野土木 国道169号道路災害防除

2023.7.7 県吉野土木事務所

川上村下多古で落石防止網を整備
通信線の移設を協議

 奈良県吉野土木事務所は、「一般国道169号道路災害防除」の発注を予定しており、現在、準備を進めている。
 整備を予定しているのは、川上村下多古、八幡トンネルの北側のエリアで、災害発生時などの緊急時に、代替する路線がない区間となっているため、災害防除を進め、緊急搬送路として安全を確保することが重要な路線となっている。
 整備概要は工事延長30㍍、落石防止網工30㍍。整備予定箇所には通信線が設置されており、同事務所は、整備を推進するにあたり、通信線の移設について業者と協議を進めている。発注は、第2四半期中を予定しており、工期は約6ヵ月を見込んでいるが、協議の結果や、6月2日の線状降水帯による豪雨といった、直近の災害被害への対応などにより、発注の先延ばしや、取りやめなども視野に入れて準備を進めている。

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