一般記事
北部農業 県営ほ場整備事業
2023.6.22 県北部農業振興事務所
北村地区で区画整備などを予定
第3四半期には水路の整備も
奈良県北部農業振興事務所は、奈良市北村町で、ほ場の整備を進めており、今年度も区画整理や排水設備の整備を予定している。
県は、「農村の生活環境をよりよくするとともに、農地の保全に努める」として、田んぼの区画整理を行い、農地をまとめ、周辺の水路や道路等の周辺設備も一体に整備を行うほ場整備を進めている。
北部農業振興事務所では、現在、「令和4年度県営ほ場整備事業」として、「北村地区北村第5工区区画整理工工事」(整地工1.1㌶、用排水路工578㍍、道路工310㍍、仮設工)、「北村地区北村第7工区区画整理工工事」(整地工1.0㌶、用排水路工410㍍、道路工632㍍、仮設工。)を、6月末の工期で進めている。
同事務所は、今年度分として、北村城跡付近の2区画、2.1㌶と、0.5㌶の整備を準備しており、発注は第2四半期に行う予定。また、昨年度までに区画整備を終えた箇所での整備工(暗渠排水工1000㍍)も第3四半期の予定で発注の準備を進めている。
ほ場整備を行うことで、それまで行えなかった大型機械の導入など、農作業の省力化、効率的な営農が図れ、稲作にとどまらず、野菜など、畑作物の生産の多様化、農村環境の改善と地域活性化が期待される。