奈良県県土マネジメント部地域デザイン推進局建築安全推進課は、奈良県住宅・建築物耐震化等促進協議会主催の令和５年度講演会を７月５日（１５時～１６時）に奈良県経済倶楽部大会議室（奈良市東向中町６の経済会館５Ｆ）で開催する。開場１４時４５分。
講師は藤本健氏（ＮＰＯ法人耐震総合安全機構理事・近畿支部長）で、「人と財産を守り、建物機能を保つ耐震化を目指す」をテーマに講演する。入場無料で、応募フォームまたはＦＡＸにより７月３日まで申込を受け付けている。申込み先は建築審査係（電話０７４２―２７―７５６１）。
２０１８年の大阪北部地震や今年５月の石川県能登地方の地震など甚大な被害をもたらす地震が全国各地で頻発し、南海トラフ巨大地震の３０年以内の発生確率が高まり続けるこの時代では、人命を守るためには建築物の耐震化が非常に重要となっている。
令和５年度の講演会では、建築物の耐震化促進に向けた調査・研究や普及啓発と耐震診断等に取り組んでいるＮＰＯ法人耐震総合安全機構(ＪＡＳＯ) で理事を務める藤本健氏を講師に招き、具体的な耐震改修事例を分かりやすく紹介する。建築物所有者の方はもちろん興味がある人の参加を呼び掛けている。
同協議会は、講演会前の１４時～１４時４５分に同じ会場で令和５年度の総会を開催する。