桜井市吉備で歩道の段差解消
マウンドアップ型の歩道を切下げ

　奈良県中和土木事務所は、「国道１６５号歩道工事」を予定しており発注の準備を進めている。
　整備が予定されているのは、桜井市吉備、国道１６５号の北側の歩道で、段差解消のため、旧来のマウンドアップ型となっている歩道の切下げを行うもの。これまでに断続的な区間で整備が進められており、今年度も安部交差点から約３００㍍西側の区間を中心に整備を行う予定で準備を進めている。整備概要は、工事延長２００㍍、歩道工２００㍍。第２四半期の発注を予定しており工期は約６ヵ月を見込んでいる。
　施工予定箇所を含む国道１６５号の歩道整備が予定されている区間は、南側が路側帯のみで歩道は整備されておらず、北側にマウンドアップ型の歩道が整備されているが、商業施設をはじめとして車両乗入れ部が多く設けられており、段差の多い構造となっている。
　同事務所は、「バリアフリーの観点を踏まえた道路整備」として同区間の歩道の切下げを行い、段差解消を進めており、今年度以降も未整備部分の整備を継続し、歩行者の安全性、利便性の向上、円滑な通行を目指していく。