高瀬井堰下流部を整備
洗掘からの復旧を図る

奈良県郡山土木事務所は、「富雄川根固工事」の発注準備を進めている。
整備を予定しているのは、斑鳩町阿波、高瀬井堰の下流で、洗掘等の浸食により根が浮いた状態になっていることから、現在設置されている護床ブロックなどを一度取り除き、河床を整えてブロックを並べ直す復旧工事を行う。次の非出水期中に工事に入れるよう準備を進めており、発注は第３四半期を予定、工期は６カ月を見込んでいる。
また、整備予定箇所のさらに下流で、昨年度より進めていた、護岸の再整備も、今年度引き続き進める方向で検討されている。
前記の整備予定の工事は対象となっていないが、同事務所は、「大和川河川整備計画」に基づいて「富雄川河川改修事業」安堵工区の整備も進めており、流域の水害に対する安全・安心の確保を図り、周辺景観と調和した良好な河川環境の創出を目指している。