一般記事

郡山土木 薬師堂川砂防環境整備工事

2023.5.16 県郡山土木事務所

砂防堰堤の管理用道路を整備
第2四半期の発注を予定

 奈良県郡山土木事務所は、「薬師堂川砂防環境整備工事」の発注を予定している。
 整備を予定しているのは、生駒市俵口町の光陽台北公園に面した薬師堂川において、平成30年7月6日に発生した土砂災害を受け建設された、砂防堰堤の管理用道路を整備するもので、昨年度に引き続き行われる。整備概要は、工事延長60㍍、法面工500平方㍍、コンクリート舗装工60㍍。工期は6カ月を見込んでおり、第2四半期の発注を予定している。
 薬師堂川は、竜田川の支流の一つで、生駒山麓公園付近から生駒山東麓を東流し竜田川右岸に注ぐ一級河川で、南側(右岸)は生駒山麓に大阪のベッドタウンとして開けた住宅地に接している。
 斜面の崩壊が起きたのは、光陽台北公園の対岸で、台風第7号から変わった温帯低気圧が停滞したことによる前日からの豪雨によって引き起こされた。県は、緊急に砂防堰堤を整備、下流の住宅に被害が及ばないよう対応した。今回発注を予定しているのは、この砂防堰堤の管理用道路の今年度施工分で工事は完了する。

会員登録
一覧に戻る