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県公園緑地課 まほろば健康パーク機能強化 雨水調整池の設計を 一般競争入札5月9日に開札

2023.4.18 県地域デザイン推進局

奈良県県土マネジメント部地域デザイン推進局公園緑地課は、まほろば健康パーク機能強化の事業化へ向けて令和5年内に雨水調整池の詳細設計を行うため。総合評価落札方式一般競争入札「まほろば健康パーク機能強化区域雨水調整池等詳細設計業務(まほろば健康パーク機能強化検討事業(都づくり))第114―委1号」を5月9日に開札して業務を委託する。
業務場所は大和郡山市額田部南町、川西町下永。業務概要は構造物等の設計、施工計画、仮設構造物設計。委託期間11月30日。予定価格1794万1000円込、調査基準価格1459万7000円込。
まほろば健康パーク整備運営事業は、3月にPFIのBTO方式の事業者募集の総合評価落札方式一般競争入札(WTO対象)を公告、入札参加表明書及び入札参加資格審査に関する提出書類を5月17日~19日に、入札提案書類を8月3日13時~16時(郵送の場合は8月2日まで)に受け付けて8月3日に開札する。担当は都市公園係(電話0742―27―8069)。
 まほろば健康パークは、都市公園(運動公園)として昭和49年に「浄化センター公園」の名称で都市計画決定し、テニスコートやファミリープール及び野球場等の施設整備の後、59年に全面開園した。 その後、平成20年には奈良県営プールの老朽化に伴って22年~26年にかけて、事業手法として県内初のPFI方式を導入した「新県営プール施設等整備運営事業」として民間事業者のノウハウを活用した一体的な再整備を実施した。その開園から8年が経過し、年間約32万人(スイムピア奈良の有料施設約22万人)の利用がある人気の公園となっている。一方、奈良県における近年のスポーツ・健康増進に関する動向を見ると、奈良県スポーツ推進計画(平成30年3月)に、運動する子どもとしない子どもの二極化が見られること等が課題として挙げられている。
こうした課題に対応する観点から公園に隣接する奈良県浄化センターの敷地を活用し、乳幼児から遊びや運動・スポーツに触れ、基礎体力の向上や健全な心身の発達に繋がる環境の整備を図ることについて公園の機能強化として位置付けることとし、30年度には約10・8㌶の機能強化区域において基本構想を策定した。さらに昨年度は基本計画を策定するとともに、民間事業者に対するサウンディング型市場調査を実施し、当該事業に対する参入意欲を把握するとともに事業手法を検討した。
 今回の業務は、機能強化事業の具体化に伴って雨水調整池の詳細設計を行うもの。予備設計で決定した構造形式について、設計図書と関連資料及び予備設計で検討した設計基準に基づき、地形・地質・河川条件等と整合を図り、工事に必要な詳細構造を経済的かつ合理的に設計し、工事発注に必要な図面・報告書を作成する。

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