一般記事

中和土木 三輪山線 大神神社参道整備事業

2023.4.14 県中和土木事務所

二の鳥居前の60mを整備
第2四半期 電線共同溝を発注

 奈良県中和土木事務所は、「三輪山線大神神社参道整備事業」を進めており、今年度は「電線共同溝工事」の発注を予定している。
 同工事は、桜井市三輪の大神神社の、二の鳥居前の参道60㍍を整備するもので、電線共同溝を設置し、無電柱化した上で、参道の整備を行うもの。工事概要は、工事延長60㍍、電線共同溝工69㍍、石張り工900平方㍍、舗装工300平方㍍。第2四半期に発注を予定している。
 県道238号三輪山線は、桜井市三輪の大神神社二の鳥居から国道169号へ至る一般県道で、同神社の参道にあたる。古くから参拝者で賑わい、国道169号からアクセス出来、観光シーズンなどは車輌の利用も多い路線。
 県は平成26年に桜井市と「まちづくりに関する包括協定」を締結。「大神神社の上品な参道づくりと三輪のまちの賑わい創出」を行うことを目標として、協働で大神神社参道周辺地区のまちづくりに取り組んでいる。県内で策定された5地区の「まちづくり基本計画」の中で最初に一般県道三輪山線大神神社参道整備事業に着手した。
 県の事業としては、JRの踏切から二の鳥居までの区間の整備を行っており、現在までにロータリー状になる車道部分と、その内部の中央参道部分で、電線共同溝と道路部分の整備をほぼ終えている。今年度は発注予定の電線共同溝工事の他、「南側側道工事」(工事延長74㍍、場所打重力式擁壁工35㍍、側溝工156㍍、歩道工286平方㍍。設計は五洋設計)、「防護柵設置工事」(工事延長105㍍、横断防止柵72㍍、車止め(固定式2基、脱着式77基)。設計は中央開発)などの発注を終えている。同事務所は、引き続き関連整備も進めてゆく方針で、早期の事業完了を目指し整備を推進している。

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