城内学舎跡地（麒麟郭）の整備
施工は木村組

　大和郡山市（都市建設部まちづくり事業課）は「郡山城跡公園第三期整備工事」を進めている。
　同市は、平成３１年に策定した「郡山城跡公園基本計画」に基づき、令和２年度から「郡山城跡公園第１期整備事業を進めている。同工事は、その中でオープンスペースとしての活用が想定されている城内学舎跡地（麒麟郭）
の整備を行うもので、基盤整備の３期目となる。２月下旬に現場に着手し、広場の造成を中心に作業を進めており、現在約２割の進捗となっている。
　工事概要は、基盤整備（敷地造成工、盛土工６０６．４立方㍍）、植栽（高木１８本、中木３本、地被類１７９７鉢、張芝１万６７６．５平方㍍、種子吹付１０４１．９平方㍍）、施設整備工（園路広場整備工、透水性アスファルト舗装１０８０．１平方㍍、燻し煉瓦舗装２３７．９平方㍍、細長ブロック舗装１８９．４平方㍍、サービス施設整備、管理施設整備工、建築施設組立工）。設計はエイト日本技術開発、施工を木村組が担当している。
　当初、年度末の工期となっていたが、国史跡の指定を受けるために、２期工事及び建築工事の中断があったため、工期を変更し、終了は６月末の見込み。