一般記事

中和土木 飛鳥川護岸工事

2023.2.28 県中和土木事務所

未整備土堤部を改修
施工はかねまつ建設

 奈良県中和土木事務所が進めている飛鳥川護岸工事がこのほど完了した。
 県中西部を流れる飛鳥川は、流域面積約44平方㌔㍍、流路延長約22㌔㍍の大和川水系の一級河川。
 工事は、三宅町伴堂の飛鳥川水辺第1公園付近の土堤となっていた護岸の整備を行うもので、出水期を挟み、昨年度の工事に続いて、既設部の東側に残されていた未整備箇所の施工を行った。
 工事概要は、工事延長33㍍、コンクリート護岸工89立方㍍、張ブロック工1 4 0 平方㍍。設計はウエルアップ、施工をかねまつ建設が担当した。
 施工箇所の含まれる河川整備計画対象区間(三宅:延長1900㍍)付近は、近年、宅地化が進展し、雨水の流出が増加、浸水被害の危険性が高まっている。同事務所は、概ね10年に1回程度の確率で発生する洪水の氾濫被害の解消を目指し飛鳥川の河川改修を進めている。

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