一般記事
9年度の稼働をめざす マテリアルリサイクル推進施設
2023.2.24 大和高田市
大和高田市は、公募型プロポーザル「マテリアルリサイクル推進施設計画支援業務」で日産技術コンサルタント奈良事務所を契約候補者に特定、来年度から施設整備工事発注に向けた施設計画の最適案作成や発注方式の検討を行う。令和9年度稼働を目標としている。
マテリアルリサイクル推進施設は、クリーンセンター(今里川合方23番地)にある現在の焼却施設を解体し、跡地に新設するもの。計画概要では粗大ごみ処理施設(破砕・選別・圧縮・梱包)処理能力10㌧/5h。クリーンセンター施設整備基本計画(元年度)作成は日産技術コンサルタントが担当。発注支援業務内容は次の通り。
▽施設整備基本計画の追加等検討=令和元年9月に確定した大和高田市クリーンセンター施設整備基本計画の整備方針について整理するとともに追加すべきものを検討し、追加するものについては見積仕様書及び発注仕様書に反映する。また、既存施設解体工事に当たり必要となるアスベスト及びダイオキシンとPCB等その他必要となる調査業務の精査及び施設内物品の整理を行う。
▽発注方式の検討に対する支援=発注方式を決定するに当たっての検討と調査資料等の作成支援業務を行う。
▽事業方式検討(PFI等導入可能性調査)業務=①前提条件の整理②事業スキームの検討(事業範囲、事業期間、組合と事業者のリスク分担等)③市場調査の実施(民間事業者の参入意欲や参加要件及び建設費・維持管理費等の事業費を把握するためプラントメーカー等の事業者を対象に市場調査を実施して比較表を作成)④VFMの検討(公設公営方式、PFI等の各種事業方式について事業期間全体の財政負担額を算出したうえで現在価値に換算し、VFMを算定)⑤PFI方式等導入の適正評価。
▽土壌汚染調査及び地質調査の結果について=見積仕様書及び発注仕様書に調査結果を反映する。
▽見積仕様書等の作成及び見積図書徴取支援。
▽予定価格設定支援=事業者から徴取した見積設計図書の既存施設の解体費、プラント工事費と建築工事費等に分類・分析を行い、事業費の予定価格の積算を行う。
▽事業者の募集、選定及び選定委員会運営支援=①事業者募集書類の作成②事業者募集・評価・選定を円滑に関する支援③選定委員会運営支援。
▽技術説明会(ヒアリング)及び改善指示支援。
▽入札説明書の作成。
▽発注仕様書の作成。
▽都市計画決定手続きに係る支援。
▽既存資料の整理。
▽契約書作成補助。
(吹上)