施工は宮下興業
老朽化した複合遊具を更新

　橿原市デザイン部公園緑地景観課は、見瀬近隣公園遊具更新工事を進めている。
　同公園は、同市見瀬町の高台に位置する公園で、チューブ型滑り台やローラー滑り台、ジャングルジムなどを備えた、市内最大級の複合遊具が設置され、子供連れなどから人気を集めていたが、複合遊具の経年劣化が進んで滑り台のローラーが回らないなどの不具合が出ており、これ以上劣化が進むと安全性が確保できなくなることや、周辺住民などから要望が上がってきていたことなどから遊具の更新が決定した。
　同市では、新たな遊具を設置するため、遊具メーカーによる提案の募集を行い、複合遊具選定委員会による審査、および畝傍南小学校児童を対象とした投票を行い、「中村製作所」の提案を選定した。
　工事概要は、遊戯施設整備工（複合遊具１基、砂場１ヵ所）、構造物撤去工、仮設工他。宮下興業が施工を担当。
　12月初旬に着工し既存遊具の撤去に取り掛かった。
　２月３日現在、遊具の撤去は完了し更地となっており、工場での遊具の製造のスケジュールに合わせ、今月中旬から基礎工事に入る予定で準備を進め３月中旬に終える予定で、検査を含め３月中の完成をめざしている。