一般記事
葛城市 新町・柳原線道路改良工事(2工区)
2023.1.17 葛城市
工業ゾーンへのアクセス道
来年度は南側の拡幅を予定
関鉄の施工で完成
葛城市都市整備部建設課が進めていた「第4―402号新町・柳原線道路改良工事(2工区)」は、まもなく完了する。
同路線は同市新村の農園地帯を東西に走り、西側はじかみ工業団地、東は県高田土木事務所が整備を進めている「県道橿原新庄線」と接続する。
同工事は、道路線を北側に拡幅するもので、同工事に先んじて行われた改良工事(1工区)で、「県道橿原新庄線」との接続部から約120㍍が整備されており、それに引き続き西側に向かい整備が進められた。工事概要は、工事延長202㍍、土工、重力式擁壁工、排水構造物工、撤去工、舗装工、防護柵工、付帯工。施工は関鉄が担当した。現場での作業は、12月末には終了しており、19日に検査が行なわれる予定。
来年度は、引き続き南側への拡幅が計画されている。
同市は「工業系ゾーン(薑、新村、新町)については、未利用地における工場誘致を図りながら、良好な工業地の形成、高度利用の促進に努める」としており、同路線の北側は「新村地区工業系ゾーン」として工場の誘致が計画されている。周辺には、はじかみ工業団地や御所東高校跡地などで整備が進められている(仮称)御所IC工業団地などもあり、同路線や「県道橿原新庄線」の整備が進むことで、大和御所道路御所ICへのアクセス道として周辺地域の発展に寄与することが期待されている。