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紀伊山系 砂防・地すべり技術Cで 地震後降雨土砂災害発生調査
2022.12.20 近畿地方整備局
近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、簡易公募型プロポーザル「地震後の降雨に伴う土砂災害発生頻度調査業務」について、一般財団法人砂防・地すべり技術センター(東京都千代田区平河町)を特定、5001万7000円込(予定価格と同額)で契約を締結して委託し、業務を進めている。
業務は、紀伊半島における地震及び地震後の降雨によって生じる土砂災害について、地震後の土砂災害警戒情報の発表基準引下げによる警戒避難体制の運用方針の検討や地震による斜面崩壊等の土砂災害発生リスク評価手法の検討を行い、砂防分野における今後の流域監視に資する資料の作成を目的とする。
業務場所は五條市三在町。主な業務内容は①計画準備1式②資料収集・整理1式③大規模地震後の土砂災害警戒情報の発表基準に関する調査1式④南海トラフ巨大地震発生時の地震動評価1式⑤専門家への意見聴取1式⑥総合検討1式⑦報告書作成1式。委託期間5年5月31日。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内34者から入札説明書等のダウンロードがなされ、2者から参加表明書の提出があり、参加資格を有するその2者を技術提案書の提出者として選定し、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、砂防・地すべり技術センターの提案が他者に比べて総合的に優れており、適切な提案と認められたためを契約の相手方としたもの。