人知燃料住専店で着工 年内完成の見込み
進むトンネル照明のＬＥＤ化

　奈良県吉野土木事務所が進めている「一般国道１６９号羽衣トンネル照明設備ＬＥＤ化工事」をまもなく着工する。
　同事務所が管轄するエリアは、高い割合で吉野山地が占めており、多くのトンネルが存在している。
　従来、トンネル照明に多く使われてきた低圧ナトリウム灯は、製品の生産終了や、消費電力量、メンテナンスなどの側面から、国土交通省もＬＥＤ照明への切り替えを推奨しており、同事務所も、管内のトンネル照明のＬＥＤ化を推進している。
　川上村大迫の国道１６９号羽衣トンネルも照明をＬＥＤへ更新するも。工事概要は、工事延長１２６㍍、トンネル照明設備設置３１台。設計は建設技術研究所、施工を人知燃料住専店が担当しており、１２月１２日現在、着工にむけて交通規制などの準備を進めている。工期は５年２月末となっているが、作業の目途が立っており、年内に工事を終える見込み。