一般記事
吉野土木 主要地方道高野天川線庵住工区他法面対策工事
2022.11.18 県吉野土木事務所
崩落や落石を抑止する工事
岡田組で着工
奈良県吉野土木事務所は、主要地方道高野天川線庵住工区他法面対策工事に着手した。
和歌山県伊都郡高野町から奈良県吉野郡天川村をつなぐ高野天川線は、離合困難な部分が多く、順次2車線化がすすめられている。天川村内では天の川に沿っており、急峻な斜面に接している箇所も多い。
同工事は、天川村庵住及び広瀬の高野天川線に接する崩落や落石などの危険性の高い斜面に防護網や防護網の設置、吹付コンクリート工、鉄筋挿入工などの対策を施すもの。工事概要は、1工区:工事延長55㍍(落石防護網工1500平方㍍、落石防護柵工16㍍)、2工区:工事延長19㍍(吹付コンクリート工40平方㍍、鉄筋挿入工9本)。設計は太洋エンジニアリング、トップ技術コンサルタントが、施工を岡田組が担当している。10月上旬に着工し、現在、庵住工区で、施工箇所の伐採などが行われている。完成は3月下旬の予定。