一般記事
吉野土木 国道169号河合トンネル照明設備工事
2022.11.15 県吉野土木事務所
ナトリウム灯からLEDへ
施工は日光電気工事
奈良県吉野土木事務所は、一般国道169号河合トンネル照明設備LED化への準備を進めている。
同トンネルは、上北山村河合の国道169号にある延長240.5㍍。今回、既設の低圧ナトリウム灯をLED照明へ切り替える。工事概要は、工事延長250㍍、トンネル照明設備工51台。設計は中央復権コンサルタンツ、施工を日光電気工事が担当する。着工は12月以降になる予定で、完成は5年1月末を予定している。
既設の低圧ナトリウム灯は、波長の短い光が大気中の微粒子の影響を受けにくく、排気ガスなどの滞留が起こりやすいトンネル内の照明として幅広く使用されてきたが、近年の技術開発による排気ガス内の微粒子の減少や、製品の生産終了、また、LED照明の性能向上により消費電力の低さと耐用時間の長さが向上し、ナトリウム灯を大きく上回るようになったことなどから、LED照明への切り替えが進んでいる。