一般記事
中和土木 曽我川(松塚)護岸工事
2022.11.1 県中和土木事務所
周辺地域の浸水被害軽減を目指す
施工は松好建設
奈良県中和土木事務所は「曽我川(松塚)護岸工事」を進めている。
曽我川は、特定都市河川に指定されており、いくつかの浸水常襲地域を抱えているため、概ね10年に一度の洪水でも安全に流下させる事を目標として、「曽我川改修事業」を進めている。
同工事は、延長約2㌔㍍が整備計画対象区間の内、大和高田市松塚と橿原市中曽司町区域において護岸の改修を行うもので、同事務所は出水期の間から、(曽我川(松塚)施工ヤード整備工事・工事概要:工事延長91㍍、盛土980立方㍍。施工は大和工業が担当)など準備を進めてきた。9月半ばに施工を担当する松好建設と契約を交わし、10月17日に着工した。
工事概要は、工事延長36㍍、コンクリートブロック積283平方㍍、ブロックマット538平方㍍。設計はトップ技術コンサルタントが担当。完成は5年6月末の予定となっている。
同整備計画対象区間では、これまでに重井出井堰周辺の整備を進めており、そこから上流へ向かい護岸の整備を進めてゆく方針で、整備事業を早期に完了させ、周辺地域の浸水被害軽減を目指している。