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県平城宮跡事業推進室 アドバイザーを募集 南側地区飲食店等の事業者選定 10月26日まで参加受付 ヒアリング12月中旬に
2022.10.21 県地域デザイン推進局
奈良県県土マネジメント部地域デザイン推進局平城宮跡事業推進室は、「平城宮跡歴史公園南側地区民間事業者選定アドバイザリー業務(平城宮跡の利活用推進事業(南側地区・社会資本)(都づくり))第312―委―1号」に公募型プロポーザルを適用して10月17日に公告した。
南側地区南端の駐車場北側の飲食店を含む一部の整備ついて、Park―PFI等の制度を活用することにより民間の優良な投資を誘導するため、事業者公募と選定に係る手続きについて支援を受けるアドバイザリー業務を委託するもの。
参加表明書を10月26日まで受け付け、配置予定技術者(企業)の経験及び能力(合計 28点)について審査して上位5者程度選定し、技術提案書を12月上旬まで受け付け、12月中旬頃にヒアリングを実施、参加表明書及び技術提案書(ヒアリング実施内容を含む)について評価基準(合計100点)に基づき審査し、最高得点者を受託業者として特定する。
業務場所は奈良市三条大路4丁目。業務内容は①業務実施計画書の作成②公募設置等指針の策定支援③公募資料の作成支援④公募設置等計画書の審査支援⑤選定委員会の運営支援⑥基本協定書の作成支援⑦設置管理許可書の作成支援⑧打合せ協議⑨成果品の作成。委託期間6年3月29日。業務量の目安は1420万円込(4年度950万円込、5年度470万円込)が限度。
参加資格は▽県における物品購入等に係る競争入札の参加資格等に関する規定に基づき作成された競争入札参加資格名簿の中で役務の提供の検査・分析・調査業務「調査分析業務」または諸サービス「その他サービス」のいずれかで登録している者▽平成24年4月1日以降公告日までに完了した国または地方公共団体が発注した「アドバイザリー業務」の元請実績を有していること―など。連絡先または提出先等は整備係(電話0742―27―8945)。
平城宮跡歴史公園の拠点ゾーンは、『国営飛鳥・平城宮跡歴史公園平城宮跡区域基本計画(平成20年12月策定)』及び『平城宮跡歴史公園県営公園区域 基本計画(令和2年12月策定)』に基づき、平城宮跡の正面玄関及び奈良観光の玄関口として、公園全体の利用と管理・運営の拠点及び歴史・文化交流拠点並びに観光ネットワーク拠点の機能を持ったゾーンとするとともに、朱雀大路の規模を体感し、平城京内から平城宮正門の朱雀門に至るシンボリックな軸を強調し、往時の平城京のスケールを感じさせる広がりのある空間形成を行うため、国土交通省と県が連携し、整備を順次進めている。
現在、拠点ゾーンの一部で、県公園基本計画で位置付けられた「朱雀大路保全エリア」と「多目的エリア」(両エリアを合わせて「平城宮跡南側地区」という)について、具体的な整備方針を明らかにした「(仮称)平城宮跡歴史公園平城宮跡南側地区整備計画」を策定中。
整備計画においては、飲食店を含む一部の整備ついてPark―PFI等の制度を活用することで民間の優良な投資を誘導し、県の財政負担を軽減しつつ平城宮跡歴史公園の質の向上と公園利用者の利便の向上を図る計画とする予定。
今回の本業務は、平城宮跡南側地区において民間事業者の資金やノウハウを活用した公園の整備と管理を進めるため、都市公園法に定められた事業者公募と選定に係る手続き(都市公園法第5条の1~7)を支援・助言することを目的とする。