一般記事

県道路保全課 県道大和高田桜井線笠地内の斜面崩壊

2022.9.27 県中和土木事務所県土マネジメント部

土砂の撤去は完了
早急に調査を行う方針

 奈良県道路保全課及び奈良県中和土木事務所は、県道大和高田桜井線桜井市笠地内で9日に発生した斜面崩壊の現場復旧作業を翌10日から開始した。
 斜面の崩落が発生したのは、9日夜。大和高田桜井線を、県道笠天理線との分岐から、針インターに向かい1㌔㍍ほど進んだあたりで、山側の斜面が長さ20㍍、高さ22㍍にわたり崩れ、土砂が道路を塞いだ。当時、周辺では激しい雨が降り、午後7時からは通行止めが実施されていた。斜面崩壊による怪我人、孤立集落などは出ていない。
 県道路保全課は、同日午後11時より、笠天理線の分岐から、県道桜井都祁線の分岐までの区間で通行止めを実施。復旧作業には、翌10日から中和土木事務所が山口建設の施工で取りかかった。
 20日現在、土砂の撤去はほぼ終了。斜面に土嚢を積むなどの処置を行い、通行の安全を確保して規制は一端解除されている。
 現時点では崩壊箇所に応急の処置をした状態で、さらなる崩土の危険性などが排除できないことなどから、早急に崩壊箇所や周辺の調査を行い、その結果を受け対策を施してゆく方針で準備を進めている。

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