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県文化財保存課 茶臼山古墳危険箇所緊急調査 空間文化開発機構で 倒壊の危険性高い擁壁撤去へ
2022.8.30 県文化・教育・くらし創造部
奈良県文化・教育・くらし創造部文化財保存課は、一般競争入札「史跡桜井茶臼山古墳危険箇所緊急調査・設計業務の委託契約4文財第6号」を落札した空間文化開発機構(大阪市中央区大手前1丁目4番12号大阪天満橋ビル7階)に業務を委託した。
業務場所は桜井市外山。業務概要は設計業務に必要な範囲の調査及び設計図書の作成。委託期間5年3月24日。これは、史跡桜井茶臼山古墳の地内にある擁壁について土圧による傾きやひび割れ等が進行しており、里道及び水路側へ倒壊する危険性が高まっている状況を踏まえ、擁壁の撤去を行うのに先立ち、擁壁の強度などの現況調査及び設計を実施するもの。担当は記念物・埋蔵文化財係(電話0742―27―9866)。
業務内容は現況調査及び実施設計図書のとりまとめを行うもので①現地確認及び設計条件整理②設計業務に必要な範囲の現況測量の実施(4級基準点測量、4級水準測量、現況測量、中心線・横断・縦断測量)③実施設計の検討④実施設計図の作成(平面図、断面図、詳細図等)⑤数量算出⑥参考見積もり及び概算工事費の算出⑦仕様書の作成⑧打ち合わせ及び協議記録の作成。