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紀伊山系 大日本コンサルタントで 空中物理探査危険度評価調査
2022.7.29 近畿地方整備局
近畿地方整備局紀伊山系砂防事務所は、「空中物理探査等を用いた深層崩壊発生危険度評価手法調査業務」の簡易公募型プロポーザルについて、大日本コンサルタント(大阪市中央区南久宝寺町)と4009万5000円込(予定価格4010万6000円込)で契約して業務を委託した。
過年度業務で複合物理探査を実施した重力変形斜面において一定量の降雨後に複合物理探査を実施し、空中電磁探査による重力変形斜面の内部構造調査手法の適用性を検討するとともに、深層崩壊の発生しうる場所や規模の推定及び斜面崩壊危険度の評価手法を高精度化し、砂防分野における今後の流域監視基準の検討に資する資料の作成を目的とする。
業務場所は五條市大塔町清水~和歌山県那智勝浦町市野々。主な業務内容は①計画準備1式②資料収集・整理1式③深層崩壊発生危険度評価に関する斜面内部構造調査1式④深層崩壊発生危険度評価手法の信頼性の向上に向けた検討1式⑤気候変動を考慮した深層崩壊斜面の降雨流出モデル検討1式⑥専門家への意見聴取1式⑦報告書作成1式。委託期間5年2月28日。
技術提案書の提出希望者を公募したところ、申請期間内に1者が参加表明書を提出、提出された参加表明書及び技術提案書を評価した結果、適切な提案と認められたため契約の相手方としたもの。