一般記事

食と農の振興課 NAFIC附属セミナーハウス

2022.6.9 県食と農の振興部

9月利用開始
中尾組の施工で進む

奈良県食と農の振興部豊かな食と農の振興課は、9月の利用開始に向け、NAFIC(なら食と農の魅力創造国際大学校)附属セミナーハウスの建設を進めている。
NAFICは、世界で活躍する料理人や県内農業をリードする生産者などの育成を目指して、奈良県農業大学校を改編して誕生した専修学校で、学校内にオーベルジュ(宿泊施設を備えたレストラン)を設置し、一般のお客を迎えながら料理やサービスに関する実習を行っている。
NAFIC附属セミナーハウスは、現在稼働している学校施設の南側の高台1万1700平方㍍に学生寮(シェアハウス)と、国際会議等のゲストにも対応できるゲストハウスを整備するもので、オーベルジュが持つ教育機能や食のもてなしの機能をさらに高める目的で建設している。
セミナーハウスの本体工事は完成しており、現在、利用開始に向け外構工事が進められている。工事概要は、法面工、園路広場工、電気設備工、管理施設整備工、舗装工、植栽工、ウッドデッキ工、雨水排水設備工。設計はパシフィックコンサルタンツ、施工を中尾組が担当、6月末の完成を目指している。6月3日時点では、植樹作業が行われており、工事の進捗率は約90%で仕上げの段階に入っており、6月の第2週から舗装工事に取りかかっている。
同課では、引き続き周辺整備を進める方針で、今年度、アクセス道路の舗装などの整備を予定している。

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