一般記事
橿原市 「慈明寺町四条町線」道改工事
2022.5.19 橿原市
県立医大の新キャンパスへのアクセス道路
施工は松村組
橿原市道路河川課は、奈良県立医大の新キャンパスへのアクセス道路となる「慈明寺町四条町線」市道路改良工事(山元町他)を推進している。
同線は神武天皇畝傍山東北陵の北側、橿原神宮参道から橿原運動公園線に至る事業延長約1400㍍の道路を整備する。現在整備が進む「奈良県立医大の新キャンパス」の南側に接道する。平成27年3月に県と橿原市が締結した「まちづくりに関する包括協定」で、橿原運動公園線と共に「県立医大の新キャンパスへのアクセス道路」として位置づけられ、整備が推進されている。
橿原神宮参道から約360㍍区間は3年4月までに供用され現在、さらに西側に向け工事延長328㍍を、松村組の施工で工事を進めており、6月末で土工部が完成する。
橿原市は、西側の未着工部を含め、引き続き整備を進めてゆく方針で、舗装や、高取川に架かる橋梁の詳細設計に取りかかる予定。
また、慈明寺町四条町線に接続する橿原運動公園線の整備も予定されており、現在整備が済んでいる路線をさらに南へ延伸する計画も出ている。
両路線の整備が進むことで、「県立医大の新キャンパスへのアクセス道路」として、地域に開かれた新キャンパスづくりに取り組む県立医科大学を中心とした「県立医大周辺地区」のまちづくりの一躍を担い、また、橿原運動公園線に接する橿原消防署の救急緊急車両運用の円滑化が図れるなど、地域活性化に寄与することが期待されている。